宮城・塩釜の『船祭り』は海上も陸上も大盛り上がりの伝統的なイベント

 

こんにちは、みらじぃです。

 

宮城県塩釜市では、毎年7月の第三月曜日の海の日に、船祭りというイベントがあります。

お祭りのメインイベントは、普段は神社におさめられている2基のお神輿を担ぎ、神社から港まで練り歩いて、船に乗せて海上を巡幸(じゅんこう)するという内容です。

船祭りの前日には花火大会もあるので、7月第三日曜日の夜~祝日である月曜日の塩釜は、熱気にあふれてとても賑やかになります!

 

船祭りが始まったきっかけは港町の繁栄を願うことから

 

宮城県塩釜市はもともと水産業が盛んな港町で、『みなと祭り』とも呼ばれているこのお祭りは、戦後に疲弊した塩釜市民が元気になるようにと願いを込めて、1948年から始まったそうです。

以来70年以上にわたって行われている伝統的な行事です。

 

船祭りの一日のながれ

 

  1. 塩釜神社におさめられている2基の神輿を担ぎ、塩釜神社の表坂と言われる202段の石段を下りてくる。←ここが一番の見どころ!!
  2. 塩釜市内を練り歩き、お神輿を待つ御座船(ござせん)がある港まで向かう
  3. お神輿を乗せた御座船と、約100隻の漁船が塩釜~七ヶ浜~松島の海上を巡幸(じゅんこう)。これを神輿海上渡御(みこしかいじょうおみわたり)という。
  4. 夕方4時30分過ぎに再び港に戻る。
  5. お神輿を担いで塩釜神社まで練り歩き、再び202段の石段を上り、神社内におさめられる。

 

練り歩いている途中に休憩も入れているので、お神輿を間近で見るチャンスもあるかもしれないですよ!

 

一番の見どころは、お神輿を担ぎ”表坂”の202段の石段を下りてくるところ

 

塩釜神社のシンボルである、表坂の202段の石段。

左右を木々で覆われた石段の前に立つと、神聖さと畏怖感から背筋が伸びる思いがします。

船祭りのメインであるお神輿は、この202段の石段を氏子(うじこ)と呼ばれる白い衣装を着た男性たちによって下ろされてきます。

 

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202段の石段を上から見た感じ。傾斜がけっこうキツいです。

 

お神輿は1基で1トン以上あるそうです。

そのお神輿を担ぎながら、ななめに削れて角が丸くなり、滑りやすくなっている石段をぞうりをはいて下りて来るのです。

正直、スニーカーでも手すりをつかまっていないと怖い石段です。

そんなところを一段一段ゆっくりと降りてくる勇姿を、固唾を呑んで見守ります。

無事に下りると、下で見守っていた人たちから温かい拍手が送られます。

 

港へ着くと豪華な御座船が!

 

港では「鳳凰丸(ほうおうまる)」「龍鳳丸(りゅうほうまる)」という2隻の御座船がお神輿の到着を待っています。

 

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鳳凰丸

 

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龍鳳丸

 

この2隻の御座船にそれぞれお神輿を乗せ、100隻超の漁船と共に塩釜~七ヶ浜~松島の海を海上御神渡(かいじょうおわたり)をします。

たくさんの旗がはためいている光景は本当に圧巻です。

 

 

海上御神渡をしている時間は4~5時間。その間も陸上では楽しいイベントが行われている

 

お神輿を乗せた御座船が海上御神渡をしている時間は、だいたい12時~17時くらい。

海上御神渡の間、町では陸上パレードが催されています。

陸上パレードでは小学生~高校生、社会人のダンスチームが『よしこの塩釜』という踊りを披露しています。

着物や刺繍が入った羽織りなど、チームそれぞれ個性的な衣装を着て、しかも道路で何チームも同時に踊るので、衣装の色どりも相まってとても華やかなパレードになっています!

また、たくさんの屋台も出店しているので、花より団子な人にも楽しいお祭りですよ♪

 

さいごに

 

ただひとつ不安なのは、7月の宮城は梅雨明けしていない可能性が高いので、毎年天気が良くなるかわからないことですね。

天気に恵まれれば、前夜祭である花火大会では約8,000発の大輪の華を楽しめます。

毎年晴れることを祈りつつ、船祭りの日を楽しみにしています♪

 

塩釜「船祭り」開催日時

毎年7月第3月曜日

開催時間:9時45分~19時